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ポイントサイト経由でGMOあおぞらネット銀行の法人口座を開設しデビットカードを発行するとなんと6000円も貰えるという案件があったので早速口座を開設しようと申し込んでみました。
結果、登記簿に印鑑証明までわざわざ1050円もかけて取得して送ったにもかかわらず、事業内容が分かるような書類を別途送れとのことでした。
一度ネット上で口座申込のデータを入力しているにもかかわらず、更に口座申込書を印刷してそれを送る必要があったり、また通常は電話で不足書類の件など連絡するのがデフォなのにしてこないなど(実際あおぞら銀行の個人事業主口座では電話があったのですが)なんだかちぐはぐな対応です。
この書類が少々やっかいで、会社案内や取引先から発行された請求書や納品書などの類が必要でした。
この点、楽天銀行などはこちらが発行する請求書や見積書でも可能だったのですが、あおぞら銀行は取引先からの発行が必要であり、かつ事業内容が分かるようなものが必要で単なる領収書などでは該当しないので、取引などがないようなアフィリエイト会社などはかなり難しいかもしれません。
勿論、会社案内なども最近はラクスルなどで簡単に作成はできますが、元々作っていた場合は別として、どうしてもあおぞら銀行の法人口座が必要ならいざしらず、6000円もらうために既に1050円支出し、さらに会社案内までつくるとなると本末転倒(笑)

ということであきらめることにしました。

ネットで決済をする場合にクレジットカードを使用している方も多いと思いますが、会社の経費としたい場合には当然会社名義のクレジットカードが必要になります。
会社名義、法人名義のクレジットカードは要するに法人名義の口座から利用代金の引き落としがかかるものですからまず法人名義の銀行口座を作りましょう。

楽天銀行の法人口座だとデビットカードが作れますのでとりあえずこれで事足りるかもしれません。
とはいえ、デビットカードだと使用不可の場合もあります。
また、デビットカードは口座残高以内でしか原則使用できません。
その点クレジットカードは支払いを後回しにできます。ただでさえ資金繰りに厳しい法人設立間もないスタートアップ企業にとってクレジットカード決済を事実上資金繰りに使う事もできます。
特に物販などで仕入れ金額が多額にのぼる場合はクレジットカードがあると大変重宝するでしょう。
この事から法人名義のクレジットカードの需要は少なからずあるようです。
また、高速などを頻繁に利用する場合ETCはなくてはなりませんが、法人名義のクレジットカード付帯のETCであればこの点問題なく経費で落とせることになります。

しかし、設立間もない法人はなかなか法人名義のクレジットカードの審査が通りません。
少なくとも設立後1期、1年ほど経過しないと審査に通らない場合が多いようです。

そんな中、設立1年目でも作れるクレジットカードとして有名なのがこちら
法人名義のクレジットカードの審査は結局のところその法人の代表者の信用情報をみますので、現在会社員ではなく、個人事業主の方の場合はいくら年収があっても審査落ちの場合が多くなります。
しかし、上記のクレカであれば現在進行形で延滞などなく、それ相応の収入があれば個人事業主という理由で審査で落とされることはまずないでしょう。これは私でも審査に通過したことでも分かりますね。

また、このクレカのメリットは支払いをきちんと行っていれば、どんどん利用枠が広がっていく点でしょうか。
利用履歴にもよりますが、6か月もすれば数百万まで利用枠が広がることも珍しくありません。
使えば使うほどどんどんステータスも上がっていくカード。
現在では家賃の支払いにもクレジットカードが使えるところが増えていますが、会社の事務所や自宅を社宅扱いにする場合なども法人名義のクレジットカードが使えれば楽ちんですね。
なんと言っても経費の支払いでポイントがどんどん加算されていくのは見逃せません。
つまり、クレジットカード払いにできるところはできるだけしておかないと事実上損をしていることになります。

たいして売り上げも上がりませんので合同会社の解散も考えていますが、せっかくなので法人化のメリットを最大限享受すべく株取引やFXなどを法人名義でやってみましょう。
法人名義で株取引などをやるメリットは何と言っても損をしてもそれが長く繰り越せる点でしょう。
既に儲かるということは考慮に入れてませんが(笑)利益が出た場合も所得が合算できますし、損をしても7年も損失を繰り越せるというのは株で損ばかりしている人間にとっては(決して私の事ではありません)大きなメリットでしょう。

他にも細かいメリット、デメリットがありますが、いずれにしても法人名義の口座が開設できないと話になりません。
法人名義での口座開設そのものを受け付けていない証券会社もあるようですし、各社によって審査基準もまちまちですのでこればかりは申込んでみないと分かりません。
ただ、一般論として共通して言えることは

郵便物が確実に受け取れること
設立直後だと厳しい事が多い
取引責任者の取引経験が豊富なほうがいい

※入出金は原則として法人名義の口座になるので法人名義の銀行、ゆうちょの口座を作っておく必要があります。

この3点はどの証券会社についても言えることのようです。
審査に通過しても会社宛てと取引責任者宛てに転送不要の書留でパスワードなどの書類が届きますのでバーチャルオフィスなどだと事実上厳しいかもしれません。
証券会社によっては審査条件が明示されていますが、それによれば設立1年以上経過していることを口座開設の条件にしているところが多いので、審査条件を開示していないところでも同様な条件が課されている可能性が高いのではないでしょうか。ネット上の声を拾うとそのような感じがします。
また、申込をする場合に取引責任者の個人情報を記載しなければいけませんが、通常の個人口座開設と同様に投資経験などがきかれます。まったく取引経験がなく、FXや先物などの口座を開く場合は口座開設にマイナスになることが予想されます。

口座申込には概ね履歴事項全部証明書と会社の印鑑証明書が必要になってきますので準備しておかなければなりません。
ネットからアップロードできる証券会社もありますが、ほぼ紙ベースでの郵送での申込になると思われます。審査に通過すると書類は戻ってこないと思うので申し込む分だけの登記簿が必要となります。

以下、私が今のところ法人名義での口座開設を申し込んだ結果です。

GMOクリック証券・・・否決
ライブスター証券・・・通過
岡三オンライン証券・・・通過
IG証券・・・通過

業務で頻繁に高速を使う場合はETCカードは必需品ですが、法人化してもいまだに個人名義のETCカードを使っていて不便を感じている方も多いと思います。
ETCカードは基本的にはクレジットカードに付帯していますから当然クレジットカードが法人名義でなければならないわけで、そうなると法人名義のクレジットカードを作らなければならないわけで、これがまた難しい。

従業員が高速を使う場合などは特に現金払いになったりして割引も受けられませんし、個人名義のETCカードだとそのうち税務署から指摘を受けるかもしれません。そもそもクレジットカード会社から事業用での利用を拒否されたりすることもあります。

ただ、設立間もない法人ですとなかなかクレジットカードは作れません。

クレジットカード不要のETCカード

そこでETCカード単体で発行してくれる組合を利用しましょう。現在メジャーなところが2つございます。

両者とも保証金が1万円程度かかる点と、発行手数料に数百円必要になってきます。

①発行手数料864円→スピード発行 法人ETCカード
月末締め翌月20日頃に請求書発送、翌々月
5日に口座振替。

②発行手数料540円→新会社でも作れる法人ETCカード
月末締め翌月20日頃に請求書発行、翌々月8日に口座振替

マイレージが使えるETCカード・クレカ以上の割引のきくETCカード

さて、両者の違いですが、マイレージが使えるかどうかが最大の違いでしょうか。上記①のほうはマイレージが使えるカードを発行しています。また、②のほうは首都、阪神高速に限ってさらに割引が適用されるカードも発行しています→首都・阪神高速ETCコーポレートカード

どちらのカードを選ぶかはどこの高速の利用頻度が高いかが一つの基準になりそうです。
ただ、マイレージサービスの適用をうけることのできるカードですと手数料が3%アップしてしまいます。 必要経費、その他  マイレージサービスとは

マイレージサービスで実質5%還元されますから手数料が3%アップしたとしても2%得になる計算です。

手数料5%に注意

以上のことから注意しなければいけないのはこのETCカード両者ともに手数料として走行金額の5%が徴収されるという点です。この手数料が組合の収益となるのでしょう。
クレジットカードの場合はこの手数料を加盟店が負担するので我々利用者は逆にポイントがもらえたりしますが、この手数料を加盟店(道路会社)ではなく我々が負担することによって成り立つビジネスのようです。

それはさておき、高速道路の利用が多いところにとって5%の負担はかなり大きいでしょう。仮にひと月5万、年間60万円ほどの高速利用がある法人や個人事業主さんであれば単純に3万円ほど手数料を支払わなければならず、こうなってくるとやはりクレジットカード付帯のETCカードのほうがいいということになりそうです。

いずれにしても、設立間もない法人でクレジットカードの取得が難しい企業などはとりあえず上記組合の発行するETCカードを作っておき、クレカが持てそうになったらそちらに移行するのがよさそうですね。クレジットカードのETCカードにはない割引がある首都・阪神高速ETCコーポレートカードなんかもありますし。

マイレージを受けるほどは高速は使わない→新会社でも作れる法人ETCカード

マイレージサービスを受けたい→ スピード発行 法人ETCカード

首都、阪神高速の利用が多い→首都・阪神高速ETCコーポレートカード

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