先ほど要約法人税の申告を終わらせました。終わらせたと言っても電子申告なので本当に受け付けられているのか不安でしょうがないですが(笑)
今回もマネーフォワードのクラウド会計で決算を終わらせて、それを全力法人税に入力したのですが、全力法人税の画面をもとに(無料版は印刷できないので)e-taxに入力していたら少し間違いがあったので備忘録として記載しておきます。

全力法人税の基本項目に入力するとある程度自動で各別表に転記されています。
が、この基本項目への入力が間違うと当然間違った数値などが転記されます。
が、当たり前ですが間違ってるかどうかそもそも分かりません(笑)
なので、税務署の窓口で申告する際は担当の方が指摘して修正してくれるでしょうがe-taxで入力する場合は注意が必要となります。

とはいえ、全力法人税で最初に入力する決算情報を間違えさえしなければいいです。
以下のような決算情報に入力します。

前期末繰越利益剰余金は決算書の情報をそのまま入力すればOK。要するに法人住民税を払った分も含んだ数字。
当期末繰越利益剰余金には前期末繰越利益剰余金に当期の利益あるいは欠損金をプラスするわけですが、このプラスする金額には法人住民税は含まれません。
当期純利益(当期純損失)の額も、法人住民税を加えない額を入力します。

差引前などと書かれているので赤字企業だと少々分かりにくくて法人住民税の分を加えて入力したところ、e-taxで送信する前に間違いに気づきました。

e-taxも保存の段階だと間違いを教えてくれなかったのですが、最終的には数字がおかしいとエラーが出たので事なきを得ました。

まあ、不安な方は普通に窓口で申告したほうがいいかもしれません(笑)
また法人住民税などの申告に使えるeltaxは、申告には使えますが、現在電子納税に対応している自治体がほとんどありませんので、納税は窓口か金融機関で行うことになります。ネットバンクの振替やペイジーなども現在使えないようなので結局窓口に行く事になります。
eltaxで申告し、カード払いしようとの目論見はもろくも崩れ去りました。(笑)

このように考えると、電子申告は窓口に行かなくて済む、或いは郵送料などがかからなくて済む、くらいの効用しかありません。特に私のような1人会社や零細赤字企業だと税理士さんなども雇っておらず1人で全部やらなければいけない電子申告より、窓口に行って職員さんに指導を受けながら申告したほうが断然ラクじゃん、と今更ながらきづいてしまいました(笑)
特に私の住んでいるところは税務署まで自転車で10分強という近さ・・・税務署が近い人は必ずしも電子申告に拘る必要もなさそうですね。