楽天銀行の法人口座開設がめんどくさかった件

最近法人名義の銀行口座開設が難しくなっていることはご存知だと思います。
比較的法人口座が作りやすいと言われている楽天銀行に申し込んでみました。

追加書類を求められることが多いらしい

後日楽天銀行さんから電話があり、追加書類が必要だとのこと。

取引先などへの請求書、あるいは見積書などをファックスで送ってくれということでした。

ここで疑問だったのが新設間もない法人には取引先などない場合がほとんどだと思いますがこの場合はどうしているのでしょうかね?
追加書類が必要ということは審査の段階で何やら怪しさを感じたのかもしれません。確かに当社のコーポレートサイトもペラ1枚で急きょ作った代物です。通常ホームページ作成会社であれば実績を並べるでしょうがアフィリエイトが主なので人様に見せるようなサイトはございません(笑)従って企業活動の実態というものの把握ができなかったものとは思われますが、そもそも設立間もないのだからそれもしょうがないと思うのですが・・・
しかも、その疑問点を担当者にぶつけてみますと、請求書見積書の類は架空でいいとは言いませんがとりあえず作成してファックスしてくださいと、暗に適当に作って構わないというようなニュアンス。そんなんだったら意味ないのでは?と思わず口走ってしまいましたが。

とりあえず速攻作ってファックスしておきました。請求書とか見積もりのひな型ってネットにたくさん落ちてますし。見積書の宛名は個人事業の屋号で住所は以前の住所を書いておきました。

会社の登記簿上の住所に部屋番号を入れてないので郵送物の関係でどっちみち開設できない可能性もありますので、ゆうちょでも並行して口座を作ってみようと思います。

法人口座開設の審査期間は?

※追記
10月30日
楽天銀行の法人口座開設の審査に通過したようです。約1週間程度ですから思ったより早いですね。
ただ、登記上の住所に部屋番号がないので、貴社連絡先住所宛の簡易書留郵便がもしかすると届かない可能性もあるのでまだなんとも言えませんね。

『楽天銀行ビジネス口座サポートデスクです。
お客さまの口座開設手続きが完了いたしました。

数日以内に以下の書類を『転送不要の簡易書留郵便』でお送りいたします。
【お届け先と書類名】
   1. 貴社連絡先住所宛         :「ThankYouレター」
   2. 口座管理者さまの自宅住所宛  :「ご担当者さま確認レター」

※『転送届』を出されている場合など、両方あるいはどちらか一方が返戻
 された場合には、 口座が利用できない場合がありますのでご了承下さい。

【今後のお手続き方法】

1. 口座の初期設定について

(1)「ThankYouレター」及び「ご担当者さま確認レター」
  の内容に従い、「ユーザID・仮ログインパスワード」の入力
     ↓
(2)お客さま任意の「ユーザID」の設定
     ↓
(3)お客さま任意の「ログインパワスワード」の設定
     ↓
(4)お客さまの登録情報の確認
     ↓
(5)お客さま任意の「暗証番号」の設定
     ↓
(6)セキュリティ設定に利用するメールアドレスの登録
     ↓
 初期設定完了
 ※インターネットバンキングがご利用いただける準備完了』

自宅宛てと会社宛てに簡易書留が発送される

※追記
11月2日
本日楽天銀行から口座番号のお知らせハガキが簡易書留にて自宅に届きました。もう1点サンキューレターというものが法人の連絡先宛てに届くらしいですがまだ届いてません。
恐らく同じくらいに発送されているでしょうからやはり部屋番号なしの登記住所宛てには届かなかったのかもしれません。
色々とネットで調べると郵便局に届出をすれば多分大丈夫ということでしたが、番地までの住所から転居届に部屋番号と会社名を記載して届けましたがやはりこれだと転送扱いになってしまうかもしれません。
従って、自分で自分宛てに会社名まで記載して手紙を送付するのが一番いいかもしれませんね。それとポストに会社名を貼っておく。ただ、マンションの規約などで事務所使用などが禁止されていると面倒なことになり兼ねませんのでこの点はご注意を。
さて、会社住所宛てのサンキューレターが届くかどうか、結果をご報告致します。

申込書の会社連絡先には確実に郵送物が届く住所を書く

※追記
11月4日
先ほど楽天銀行さんよりメールがきていました。
『いつもお世話になっております。
楽天銀行でございます。

このたび、お申込いただきました法人ビジネス口座のお手続きが完了し、
「Thank Youレター」を転送不要の簡易書留郵便でお送りいたしましたが、
宛名不完全のため当行に返送されております。
ご連絡先住所に部屋番号・ビル名等が必要であれば、住所変更していただく必要がございます。

恐れ入りますが、再送をご希望の場合は1週間以内に本メールにご返信いただきますようお願い申し上げます。
ご住所変更が必要な場合、以下の届出事項変更依頼書のご提出が必要でございます。
住所変更のお手続完了後、「Thank Youレター」を再送いたします。

●URL
http://www.rakuten-bank.co.jp/business/howto/notification.html
書類名:届出事項変更依頼書

●記入箇所
・【変更前】の箇所すべて
・4.事業所ご連絡先の変更

●有効な確認資料(いずれか1点)
・公共料金などの領収書
(電話は固定電話のみ。ガスは都市ガスのみ有効です。)
・国税・地方税などの納税証明書
・社会保険料の領収書
※いずれも発効日より6ヶ月以内のもの
※部屋番号の追加登録のみであれば、確認資料は必要ありません。
 届出事項変更依頼書のみのご提出をお願いいたします。』

わざわざ会社宛てに届かなかったので再度届けてみたら?というメールでした。有難うございます。
文面から察するにこういった事例が多いのでしょうね。普通に考えたら同じ地番ですから追加確認資料とか不要というのも当然です。

ということで自宅兼事務所として登記している場合にマンション名や部屋番号を登記せずに郵便物が届かない事が事前に想定される場合、

●申し込む際に登録する連絡先住所に部屋番号も追記しておく。登記上の住所でないと追加確認資料がいる場合とは明らかに住所が違う場合ということでしょうね。

早速届出事項変更依頼書をプリントアウトして記入して出すことにしましょう。

ただ、まだ部屋番号と会社名で郵便物が届くかどうかは配達員さん次第ですから分かりませんね。部屋番号は特定できてもすでに別人が住んでいる状況ですからどういう対応をするでしょうか?
一応、e転居で会社住所の届出?はしていたのですがあれは一体どうなったのでしょうかね?形的には転送されるわけですが転送がかかったわけでもないようですし、あまり気の利かない配達局の担当さんかもしれません(すいません笑)

また経過が分かり次第報告します。

※追記
11月9日
ようやくサンキューレターを受け取りました。宛先を見ると会社名の下に氏名も書いてありますから気の利いた配達員さんだったら配達してくれてたかもしれませんね。
いずれにしても楽天銀行で法人口座を作ることができました。有難うございます。
通常であればもう少し早く受け取れていたと思います。

楽天銀行ビジネスJCBデビットカードを申し込む

法人口座は開設できました。パスワードなども設定しました。
キャッシュカードは・・・?なんとキャッシュカードは別途申し込む必要がありました。当たり前と言えば当たり前ですね。
せっかくですからJCBのデビットカードにしました。なんと嬉しいことにキャッシュバックが1%もつきます。これは大きいですね。
仕入れなどに使えばかなりの雑収入になるでしょう。法人設立当初はクレジットカードを作るのが難しかったりしますのでこの法人口座用のデビットカードの存在は大きいです。
ネットで決済する場合などにクレジットカードのみ、あるいはクレカ払いのほうが簡単なんてことはよくありますが法人名義のクレカがない場合は必然的に個人名義のクレジットカードを切ったりして面倒です。
しかし、この楽天JCBデビットカードがあればこの問題が解決できますね。勿論口座残高の範囲内しか使えませんが。→デビットカードに審査はあるのか

キャッシュカードは別途申し込む必要がある

個人でも楽天銀行でデビットカードを持っている方は注意してください。
楽天銀行ビジネスデビットカードにはキャッシュカード機能はついていません。
デビットカードを申し込んでから数日して楽天銀行からデビットカードのことについて電話がきて初めて知りました(笑)
なぜわざわざ電話がきたのかよく分かりませんが、簡易書留で郵送物が2点届くとか、連絡のつく携帯番号教えろとかそんな通り一遍のことと、デビットカードの発送準備が出来ましたとの電話でした。
個人用の楽天のデビットカードはキャッシュカードにデビットカードが付帯しているのでてっきりキャッシュカードとデビットカードが一体になっているとばかり思っていましたが、キャッシュカードは別になっていました。勘違いしていました。
従ってデビットカード年会費1080円、キャッシュカード発行料1080円が必要になってきます。